2020年3月20日
先日秋葉原でコロプラスト社の提供するストマ勉強会に出席してきました。
日進月歩の医療業界、訪問看護の質はこういった勉強会やワークショップに出ないと担保されません。
今回興味深いお話が聞けました。
初めて使い捨ての粘着式のストマ装具が誕生したのは半世紀も前の1957年とのこと。
開発者のエリーゼ・ソーレンセンは当時大腸がんを患い人工肛門を造設した妹さんのために、試行錯誤の末にストマ装具を開発したとの事です。その妹さんは奇しくも訪問看護師であったそうです。
私たちが普段何気なく取り扱っている装具ひとつひとつに誕生の物語があるのでしょう。
誰かのために何とか力になりたいという思いは、現代の訪問看護の根底に息づいている。そしてそれを忘れずに日々取り組まなくてはと心あらにした夏日(最高気温33℃)でした…