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認定調査は夕方以降で!?

インターネットが普及し、本当に便利になりました。調べものなど検索窓に入力するとボタン一つでGoogle先生が色々と見つけ出してくれます。

最近に始まった話ではありませんが、ネット上でのSNSやこうしたブログなどを介してインプットだけでなく、アウトプット(情報発信)もできるようになっています。

さて今年になってファイナンシャルプランナーの方が執筆された「介護度はいくつが得か?」というような記事を拝読しました。読み終えてみると「本来の制度趣旨とは違うんだけど、、、やはりこうした生活のアドバイスを生業にしている方でも介護制度を損得で考える人もいるのか」と複雑な気持ちになったのを覚えています。

そんな様々な情報が溢れる現在のネット上での情報ですが、「なるほど〜」と思わず納得した記事があったのでご紹介したいと思います。

「8つの裏ワザを、介護を知り尽くした男がこっそり伝授!
POINT① 訪問時間は夕方以降を希望する」
出典役所は教えてくれない「要介護認定」の裏ワザ
https://president.jp/articles/-/29715

これは適切な介護度を認定すべく、認定調査を受ける時間を夕方以降にする。その心は夕方の方が本人の疲労が溜まっている為、本来の評価が受けやすいという事です。

私は自分の担当の方が認定調査を受ける場合であっても、調査時間まで気にかけたことはなかったので「言われてみれば、なるほど・・・」と思った次第です。
特に認知症が出ている方であれば夕方は夕暮れ症候群と言われる所謂認知機能低下に伴う症状が出やすい時間帯でもあるので有効と言えるでしょう。

著者の趣旨とは異なりますが、発展させると持病によっては認知症の様に時間帯によって症状が変化するケースがありますので、「夕方以降」と決めずに一番調子の悪くなる時間帯を希望することも1つですね。

たとえばリウマチでは、朝に倦怠感や手にこわばり症状が出やすい。
パーキンソン病では、薬の効き目が切れると体が動かなくなる。
等、ご本人にも朝型、夜型の行動パターンなどあると思いますので適切な時間帯を選択したいものです。

因みに今回紹介させて頂いた記事で8つの裏技の1つ目は特に共有させて頂きたい内容となりましたが、その他の情報についてもこれから認定調査を受けるかは是非一読いただけたらと思います。