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感染症対策について

 1月中旬からメディアでコロナウイルスのことを見聞きしない日がない状況が続いていますね。2020年2月6日添付の通り(ジョンズ・ホプキンス大学のシステム科学工学センター(The Center for Systems Science and Engineering:CSSE)より)現在約27,000人の方に感染が確認されています。更に亡くなられた方が563人です。​この度、新型コロナ ウイルスに関連した感染症により、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。​

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 さて、こうした時にはマスクで予防をという方も多いと思いますが、事務所や私の家の近所のスーパーなどでは完全に姿を消してしまいました。この機に乗じて、マスクや消毒液が高騰して数万円で流通しているそうですが、意外と百円ショップでは普通にマスクが売られていました。
(ただし一人一つまで)​

 ドナルド・トランプ大統領は1月31日、公衆衛生上の緊急事態を宣言。外国人については、過去14日以内に香港とマカオ以外の中国に滞在歴がある場合は入国を禁止すると発表し、更にアメリカ国務省は2月2日に、中国への渡航について、「再検討」を勧告するレベル3から、最高レベル4に引き上げ、渡航しないよう呼びかけています。

一方日本はというと中国はもちろん、その他の国ともフリーに飛行機が行き来されていますし厚生労働省からも​​、


“新型コロナウイルス感染症は中国国内ではヒトからヒトへの感染は認められていますが、日本国内では現在、流行が認められていません。国民の皆さまには、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に咳エチケットや手洗い、うがい、アルコール消毒などの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。”
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html)

というアナウンスのみで、感染症対策に各人努めるようにというアナウンスがされているのみです。

この違いはなんでしょうか・・・

私が訪問させていただいている療養者の方達、そのご家族はこの事態に戦々恐々とされています。ここ大田区では日本の玄関羽田空港のお膝元ということもあり、更に持病や高齢の方は重篤化しやすいということですのでお気持ちはよくわかります。

そこで今私達ができる事というと、やはり厚生労働省から案内のある通り感染予防に努めるという事に終始することになりますが、以前ブログで記載して通り健康な方がマスクをしてもウイルスからの感染を予防する事はできません。
(http://nasco.jp/?p=781)

さらに冒頭で触れたとおり、マスクの供給が追い付いてておらず、強いては医療の現場にも物品が届かないということが起こっているそうです。シンガポールでは首相が「マスクは不要だ」と宣言が出され、カンボジアでは首相が「マスクを装着している人を国外退去させる」という話も出ているそうです。(実際に導入はされていません)
感染症の専門であるCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の責任医師も「一般の方はマスクをする必要はない」という推奨も強調されています。

 さて、その話は置いておいて・・・必要な人にはきちんとマスクが供給され、そして装着頂く必要があると思います。WHO(世界保健機構)では、マスクを使用する必要性のある方として、呼吸器症状のある方、症状のある方をケアする方、症状のある方を担当する医療従事者を挙げています。​​

 また、CDCは予防法として、以下を推奨しています。

■石鹸と水で20秒以上の手洗い。手洗いが出来ない状況では、60%以上の高濃 度アルコールによる手指消毒。
■手洗いをしていない手で目や鼻、口を触ることを避ける。
■ 体調の優れない方との濃厚接触。
■ 体調が優れない時には外出を避ける。
■ (携帯電話など)よく触る物の消毒。
参考資料: CDCホームページ(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/about/prevention-treatment.html

どうでしょうか?手洗い、アルコール、外出や人との接触を避けるは割と意識されている方もいらっしゃるかと思われますが、

■ 手洗いをしていない手で目や鼻、口を触ることを避ける。
■(携帯電話など)よく触る物の消毒。

この辺りを意識されている方は少ないのではないでしょうか?

いま一度感染対策を確認して、予防に努めたいですね。先日立春を迎えましたが、まだまだ寒く乾燥した日が続きそうです。皆さん十分にご自愛下さい。